配送に寄付いただいた紙袋を使用する理由

配送に寄付いただいた紙袋を使用する理由

原価の見える服屋さんでは、商品を配送する際の紙袋を作らず、皆様から寄付いただいたものを再利用させていただいております。

この記事では、なぜこのような決定に至ったのかについて、ご説明させていただきます。

目次

  1. エシカルな配送バッグを探す日々
  2. 紙袋のデザインと挫折
  3. 寄付による優しい配送
  4. 再利用バッグのデメリット
  5. 寄付はこちらから

エシカルな配送バッグを探す日々

ブランドとして一貫性を持って環境配慮に取り組みたいという思いがあったため、取り組みとして目立たない部分ではありましたが、配送にあたってもエシカルな方法を模索したいという思いを持っていました。

一方で、配送費が高くなりすぎることで、ご購入いただくお客様への負担が大きすぎることがないようにしたいという思いもあり、バランスに悩んでいました。

具体的には、エシカル素材を用いて無地のバッグを作ることで、価格を抑えつつ環境負荷を抑えるといった取り組みを検討していました。

また、今回は採用しなかったのですが、エシカルな配送方法を模索する中で、配送バッグを送り返すことができる素敵な取り組みを見つけたのでご紹介します。

配送バッグの挫折

配送バッグを考えるにあたって、配送のためだけにバッグを生産することになってしまうだけでなく、配送後にすぐに廃棄されてしまうことに対して、どうしても解決策を見つけられずにいました。

紙袋は日常生活の中での利活用が難しいので、なかなか避けられない問題です。一方で、普段の生活で使えるクオリティの袋を用意しようとすると、非常に高額になってしまいますし、そのデザインを気に入っていただけるかはわかりません。

そんなこんなで、結局配送バッグ作りは頓挫してしまいました...。

寄付による優しい配送

そんなある日、自宅に勿体無くて捨てられずにいた紙袋がたくさんあるのをみて、これで送れたら一番なのになぁと考えるに至りました。

最初のうちは、自社とは関係ない紙袋で送ることは、お客様としても不快な思いをなさるのでは?よく分からない荷物が届いて心配になるのでは?と考えており、なかなか踏み切れていませんでした。

ところが、販売前から応援してくださっていた方々に相談したところ、「どうせ紙袋は捨ててしまっていたので、有効活用するのは好感を持てる。むしろ自分の紙袋も寄付したい。」とおっしゃっていただいたのです。

これまでは、1回使われて捨てられてしまっていた紙袋が、2回3回と活躍する機会が増えるのは、とても素敵なことだなぁと思っています。寄付いただいた素敵な紙袋で配送することは、今や一つの楽しみになりました。

再利用バッグのデメリット

寄付してもらっていることで、紙袋代も浮いていいじゃないか!というご意見をいただくことがあります。これは、おっしゃる通りですので、皆様もぜひご検討いただけたら嬉しいです!

一方で、デメリットとして、商品のサイズとジャストサイズではないことで、配送費用が割高になってしまうというデメリットがあります。(服のサイズによって、配送料が変わります)

紙袋代と配送費で言うと、配送費の方が高いので、結果的には少し費用が嵩んでしまっているように思います。私たちは、こうした費用増分をお客様に対して価格転換しないように、購入いただいた服の配送費は当社で負担させていただいております。

寄付はこちらから

服が入るサイズ(30cm×30cm以上が目安)の紙袋をお譲り頂けますと、大変嬉しいです。ささやかながら、当店の割引クーポンをお送りさせていただきます。

紙袋に寄付は、公式LINEにて「紙袋を送る」とメッセージをお送りいただけましたら、スタッフより返信させていただきます。

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